Retouchメンバーの皆様、いつも応援頂き本当にありがとうございます。
つい最近、令和7年の新年を迎えたかと思うと、もう2月になりました。令和5年11月に前代表の林氏より、このRetouchの代表を任せて頂き、その後これまでに、肥育場から17頭。そして特例としてポニー3頭(オーナー様が決定)の計20頭の生命が繋がりました。これもひとえに、Retouchを支えてくださっている皆様のお陰です。本当にいつも、ありがとうございます。
令和7年2月。今年は、ひとつ私自身、一歩踏み出していきたい事があります。普段、Retouchの馬たちの様子をYouTubeのショート動画を中心に配信しておりますが、皆様からのそれぞれのコメントを拝見させて頂き、そのコメントを参考にさせて頂きながらも、"Retouch活動の本質"について、直接皆様そして支援者の皆様、YouTubeをご視聴頂いている皆様に向けて、より一歩踏み込んだ配信を行うことに決めました。
具体的には、2月1日配信では・・・
- Retouchの代表ってどんな人?
- Retouchって何?
- YouTube開設の理由!
について述べさせていただきました。不定期配信ではありますが、基本的には毎月「3本」は、アップしていきたい!と思います。なかなか、この収録は緊張しますが・・・(笑)肥育場で過ごしている馬たちのことを考えると、救う事ができなかった馬たちの思いを代弁できるよう、しっかり収録に挑み皆様に"引退馬の現状"情報の届けていきたい、そしてそれらの情報を共有し、皆様のお力で"引退競走馬の処遇"を考えていきたいと強く思います。
また、令和7年に入り、もう一つ取り組んでいきたい事、それはYouTubeの多くのコメントでも頂いております"育ってきた馬たちのRetouch「リタッチ」での継続管理"についてです。肥育場から受け入れた馬を、乗馬用にリトレーニングを行い、その馬を外部に送り出すことなくRetouchでの継続管理において、その後も支援者の皆様で見守っていきたい!という要望も多く寄せられております。しかし、それを実践するには2つの課題があります。
1つは、金銭面の問題です。皆様からの支援金においては、1頭でも多く肥育場で過ごす馬たちを救うため、肥育場からの購入資金やその馬たちのリトレーニング期間の管理費に充当します。仕上がった馬の管理費として、それらを活用することにより、新しい馬の受入れを停滞させてしまう訳にはいきません。
そこで、12000円を1口として、最低8口(計96,000円)に到達したRetouch馬については、今後も継続してRetouchでの管理を行っていくことは可能です。もちろん、支援者の皆様には口数に応じて様々な特典もご用意させて頂き、支援状況につきましては、Retouch「リタッチ」のTOPページで、随時公開していく形としてスタートいたします。
そしてもう一つは、場所の問題です。
現在、当社で管理する学校では、自社所有馬を含み約70頭の収容。千葉県八街市にある"引退馬の森"では、約20頭の収容。大阪府河内長野市にあるホースレストでは、原則30頭までの収容施設があり、合計で120頭の収容スペースがあります。令和7年2月現在、ほぼ満杯状況であり、これ以上の頭数の受入れには限界があります。
しかし、上記でもお伝えしました1頭あたり8口を達成した馬につきましては、当社において管理場所を確保し、乗馬リトレーニング後も乗用馬として、当社で管理させて頂く方向となります。それら、一口支援のご案内については、一口支援のご案内のページに公開させて頂きます。
YouTubeにつきましては、今後、継続して配信してまります。是非、ご覧のうえコメント等いただけると、それらも反映させて頂きながら、さらに踏み込んだ情報の発信・配信をしてまります。これからもRetouch「リタッチ」をどうか、よろしくお願いいたします。
Retouch「リタッチ」代表 野口佳槻