10/19 13頭目の肥育場で過ごす馬🐴…。
先日、千葉県山武市にあるRetouch(リタッチ)の馬たちが過ごしている馬の学校 東関東馬事高等学院で開催されましたRetouch(リタッチ)見学会!30名以上の皆様にご参加いただきまして、それぞれの馬たちが、それぞれの個性・特性を活かしながら今の成長過程を皆様に披露させて頂きました。
また、Retouch(リタッチ)のケン号とブライト号は、とても大人しい性格から、ご参加いただいた皆様自身に騎乗して頂く体験乗馬も実施する事ができました。「これまでのRetouch(リタッチ)活動の経緯や、競馬という役目を終えた行方、肥育場から馬たちを引き取ったときの様子、さらには、今後このRetouch(リタッチ)が目指すもの」をお話させて頂き、会場からは一言一言に拍手を頂き、参加頂いた皆様方の温かい思いを改めて肌で感じ取ることができました。ご多忙の中、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて、お礼申し上げます。
ケンちゃん💛
さて、話は変わります・・・
先日、肥育場からの引き取りの連絡があり、さらに1頭をRetouch(リタッチ)で引き受けさせて頂くことになりました。この子は、先日(9月下旬)4頭の馬を引き受けた当日に、入れ替わりでとある競馬場から運ばれてきた馬でもあります。
気になっていた馬ではありますが、私の中では「今日、運ばれてきたのでまだ時間はある。それよりその肥育場に長く過ごしている馬たちから~」という考えがあり、目をそらしました。しかし、やっぱり目が合ってしまいました。
しかし、その時は、この子までをゆっくり見てあげる余裕がなく、「今度、必ず来るからね。待ってててね!」と伝え、その時はその場を離れました。現在、Retouch(リタッチ)では、計12頭の馬たちが過ごしており、お陰様で会員数の増加、単発支援者の増加はあるものの、予算的には馬たちの管理費も含めて考えると、救える馬の頭数に限界を迎える状況にあります。ですが、どうしてもこの子との約束を果たす必要がありました。
したがって、今の状況から考えて、肥育場に入って複数の馬から選ぶのではなく、この子の馬体検査のみを行い、そのまま大阪府河内長野市にあるホースレストに運んできました。とても素直で、おとなしい(逆に言えば、競馬には向いてないのかな?と思ってしまう)子でした。目がクリクリです。
先日、肥育場で馬たちを見てるときに、馬運車で運ばれてきた子が、この子でした
この子には、1・2週間、大阪でゆっくりと過ごしてもらい、再来週には、ほかの3頭(かりんちゃん、にこ君、アイちゃん)達と一緒に、千葉県山武市にやってくる予定です。千葉県山武市には、すでにツムギくんもいるので、これで13頭の全頭が千葉に集結することになります。この子たちの日々の様子は、YouTubeでもご紹介させて頂くと同時に、これら全頭が揃う12月22日に、次回の『Retouchメンバー様向けの見学&懇談会』を開催いたします。詳細については後日、お知らせいたします。これからも皆様、Retouch(リタッチ)をどうか、よろしくお願いいたします。
令和6年10月19日
Retouch(代表)野口 佳槻