こんばんは、
Retouchメンバーの皆様、いつもありがとうございます。
早いもので、もう今年もあと少しですね。

先日、12月22日に、Retouch馬のふれあい見学会がありました。
皆様のお陰様で、昨年のパヴォーネとハルを含め、15頭のサラブレッドと別枠ではありますが3頭のポニーちゃんを救うことができました。
ご来場いただいた皆様、寒い中、馬たちの様子を見ていただきました。

懇談会もありましたが、なんか私が今年のリタッチの1年を一方的に話していました(笑)
でも、皆さん一所懸命、聞いてくださりまたご質問などもしていただき、今回もとても有意義な体験会になったように思います。
ご参加いただきましたメンバーの皆様は、本当にありがとうございました。

今回、参加できなかったメンバーさんも、ぜひ来年も実施いたしますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。

あっ、もう一つ皆様にご報告ですが、
先日、12月23日の朝に、YAHOOニュースに片野ゆかさんの「引退馬」の記事が掲載されていました。


そこに登場するのが、このRetouchの前代表の林さんと、このRetouchの設立のきっかけになったフロリダパンサー号の話です。
当時、ある競馬関係者(調教助手さん)から、フェイスブックのメッセンジャーで、電話がかかってきて、
普段と違う電話の着信音で、え?なんだろう・・・って思って、恐る恐る電話をとった記憶。

普段は、馬のトレーニングや生徒の授業で、スマホを持っていない時間帯だったのですが、
あの時は、たまたま・・・。そんな偶然が、フロリダパンサーの受け入れにつながり、そして、林前代表とのつながりとなり、今のリタッチへと結びつく。

これは、偶然でなく「これからの引退競走馬の在り方を考えていく」必然だったのだと振り返れば思います。
それから、沢山の馬たちとのご縁、そして皆様とのご縁、、あの1本の電話口の会話は、「昨日のことのように」はっきりと記憶しています。

そして、この記事が掲載されていることを知ったのは、生まれて49年目の私の誕生日12月23日でした。(これは、関係ないかもですね!笑)
この学校を設立した15年前、当時5名ほどでスタートしたバジガク。地方競馬の木之前騎手、塚本騎手、JRA騎手の荻野極騎手などが生徒で、そんな記念する第一期生の保護者より、朝一番に電話をいただきYAHOOニュースのことを知りました。

Retouchふれあい見学会を含め、いろんな意味で振り返ることができた令和6年の末。
皆様にお知らせが1つあります!!

本日、新たな肥育馬2頭の受け入れを行いました。
今日は、まだ大阪のホースレストに滞在しており、Retouchの最新情報には掲載しておりませんが、YouTubeで公開されていただく前に皆様に、このメールにてご報告をさせて頂きます。本日、22時以降~明日の午前中までに、2頭の新しい馬を随時、YouTubeで配信させて頂きますので、ご覧ください。

この11月、12月は、肥育場も入って来る馬が例年少ないはずなのですが、今日は肥育場の厩舎は満タン状態でした。15頭ほどの受け入れ施設がこの秋ごろに改装され30~40頭の収容スペースとなっていました。馬って、本当に素直で優しい動物なんだな~って、肥育場で過ごす馬たちを眺めていていつもそう思います。

肥育場での馬たちに1本ずつ人参を買って行ってあげたい!しかし、そんな〝情″は彼らには、かけてはダメなのか・・・と自問自答。涙
生きるか、死ぬか。究極の判断(命の選別)が非常に辛い・・・。
例えが良いかどうかは、わからないけど、裁判員裁判で「死刑にするかどうか」を迫られる感覚でしょうか?
しかし、彼ら・彼女らは、何も悪いことをしていない。どちらかというと、優しくて、素直で、大きな瞳で、今を精一杯生きているだけ。

そんなことを感じながら、肥育場を後にしました。年の瀬、事故や火災も多くなる時期でもあります。
また、健康にも十分気をつけての年末をお過ごしください。引き続き、よろしくお願いいたします。

令和6年12月25日