報告レポート②
皆さんが救ってくれた肥育場からの引退馬に会える!乗れるツアー/引退馬の森
こんにちは。引退馬支援Retouch(リタッチ)代表の林由真です。
さて、今回は1月29日に開催された第2回目の支援者様ご招待ツアーが行われました。こん回も前回と同様に、お天気にも恵まれ、各地で寒波が騒がれている中でも凍えるようなことなく過ごせる気候でした。
イベントの予定は前回と同じ流れですが、挨拶の練習は続けていたので少しは自信が持てるようになったため、早めに行って馬達と触れ合ったり、写真撮影などをしていました。いつもながら馬達と触れ合っていると時間を忘れてしまうので、スタッフさんからお呼びがかかり、ご挨拶をさせていただきました。
今回は少人数でしたが、クラファン中に私がネット上で色々と言われている時も個別で励ましのメッセージを送っていただいた方がいらしたので、実際にお会いすることができて嬉しかったです。そして、今回は岐阜からご夫婦で参加してくださった方もいらっしゃいました。
「この日をとても楽しみにしていました」
とおっしゃってくださり、無事にツアーを開催することができて嬉しかったです。
前回の反省を踏まえて、自己紹介と簡単な話をさせていただき、すぐに引退馬の森へ移動しました。ナッツ号とミモザ号に触れ合っていただき、順番に野外騎乗(森の中を散策)していただきました。今回は少人数だったので待機場所に留まり、順番を待っている方と個別でお話をさせていただき、どのような経緯で保護活動に関心を持ったのか、などの色々なお話を聞かせていただくことができました。馬の余生について皆様がそれぞれの考えを持っていることがわかり、色々と勉強になりました。
その後、学校に戻ってから保護した馬達の日々のレッスンの成果をご覧いただき、皆様にも保護した子達への乗馬体験をしていただきました。
乗馬体験終了後は、ニンジンをあげていただきながら触れ合いを楽しんでいただきました。
この日は、リバーもダイヤもやる気MAX状態で張り切っていたのでお腹が空いたのか、参加者様のニンジンを無限に食べ続けており、気が済んだところでご機嫌で帰っていきました。
普段のレッスンに立ち会える機会は少ないのですが、馬場に出ていたダイヤは普段の馬房にいる時とは別馬だと思うほどのオーラを出していたため、鼻先を見るまでは気づきませんでした。オンとオフが凄いという新たな一面を知ることができ、嬉しかったです。
一通りの予定が終わったのは16時でしたが、送迎の時間は17時です。
1時間も余っていたので嫌な予感がしたのですが、野口さんから「時間まで話していてください」と・・・「時間を気にせずに話し続けるしかない!」と思い、私の体験談と考え、馬達のプロフィールをできる限りお話をさせていただきました。
まとまりのない話にはなりましたが、1時間話し切ることができ、前回に比べたら少しは自分の考えも伝えられたかなと思いました。一人で話続けるというのは自分が話したいことを一方的に話すので、参加者様がどのように感じているのはわからないので怖い気持ちはありますが、自分の考えや気持ちをしっかりと伝えることは大切だということを学ばせてもらいました。今後も相手の反応に怯えず、自分の考えを発言していきたいと思いました。
◆ツアーにご参加いただいた皆様へ
今回はツアーにご参加いただき、ありがとうございました。皆様と色々なお話をさせていただくことができて楽しかったです。もてなす側の私も色々と考えさせられ、勉強させていただくことがありました。
この日のために遠方から宿をとってまでお越しくださった方、引退馬保護へ参加するきっかけを教えてくださった方、今後の保護活動への想いを教えてくださった方、大量のニンジンの差し入れをしてくださった方、重ねてお礼申し上げます。私の活動はすべてが手探り状態なため、まだ実績と呼べるものがないに等しいですが、応援してくださる方々の期待に応えられるように精一杯頑張って参りますので、今後ともよろしくお願い致します!
林 由真